東日本大震災から2年を迎えます

  30年以内の発生確率が70%以上といわれている首都直下型地震が起きたら!

備えはそして初動対応は万全でしょうか。

 

私は東日本大震災発生の3.11、出張先の仙台市(震度6強)にて地震を経験しました。未だ忘れることのできない震災時の状況。その時の状況を振り返りつつ、企業として備えるべきことや対応を考えみたいと思います。

大切なことは能書きではなく、社員全員が共有し、行動レベルまでイメージすることです。

 

東日本大震災の体験

 

1446分地震発生時

ビル全体が大きく揺れ、とても立っていられない状態。

フロア内社員に声掛け、窓や書棚から離れて机の下に潜り込む。(「倒壊するかも」という恐怖感)

 地震発生してすぐに停電、プリンターが落下したり、書類が散乱するのを見守るばかり。

 

書棚・キャビネット類の転倒は免れた(壁に器具で固定していた)ものの、パソコン、プリンターは落下、机の引出しは飛び出し、床一面書類が散乱している状態。そこを踏み越えて、社員声をかけ合い階段にて屋外に退避。

雪が舞う大変寒い中、余震も頻繁に起きている。

 

●地震当日の行動

 

社員全員退避したか安全確認。そして、外出中の社員の特定と安否確認しかし、携帯は全く繋がらない状況。

持出したモバイルPCでメール入れる。(この後PCはバッテリー切れ)

家族の安否確認のため、一般社員は社用車に分乗し帰宅させる。一部管理職のみ残り、外出者の安否確認を続ける。全員確認が取れたのは翌日になってから。

唯一の通信手段は公衆電話(青)のみ、大行列1時間並んで、東京本社に状況報告入れる。この時18時過ぎ。

※通信やライフラインが途絶えたため情報つかめず、沿岸部が大津波に襲われたことや首都圏までの広範囲で地震被害が発生していることは後になって知った。

 

そこからの教訓(最低限の備えは)

 

1.安否確認の備え

  ・社内連絡網の整備と共有(緊急対応カードにして財布に入れられる

   とベター)

  ・安否確認システム(災害用伝言ダイヤルでも可)の導入

   ※携帯は通じない、後のことを考え携帯やモバイルPC補助バッテリー

    を用意

 

 2.帰宅支援の備え

   帰宅支援グッズ(ポーチ形式で重宝した)を全社員に配置

   ※自家発電ライト・ラジオ、防寒用品、缶詰パン、水、救急用品等 一式

 

 3.オフィスの備え

  ・キャビネット・ロッカーの転倒防止措置(壁に固定)

  ・机上のプリンター等の落下防止も

最低3日分の水、食料の備蓄

 ※ライフライン復旧まで相当日数かかると心得る。(仙台では、電気3日水道10日、ガス1か月後に復旧)

 

私は、近隣のホテルがロビーを解放してくれたため、地震後3日間ここに寝泊まり、帰宅支援グッズの缶詰パンと水のみで2日間、その後は社員から食料を分けてもらい過ごしました。

東京本社からの救援物資が届いたのは1週間後、その間は社員間の共助の大切さを実感しました。